2017年11月09日
つるおか食文化市場 FOODEVER・il fri sio (イル・フリージオ)・肉バルYaku禄
先日、7月にオープンしていたというから、4ヶ月遅れで「つるおか食文化市場 FOODEVER」へ。
ラジオや新聞からの情報は入って来るものの、あまりSNSで上がってこない模様。
姉も東京から遊びに来て、義兄が「FOODEVER」を知っていて食べたいというので、
そういう機会でもないとそうそう行けるものではない。タイミングよくきっかけができた。
報道でキャッチした情報の通り、ふむふむなるほど、見慣れない調味料がいろいろある。
日本酒も、庄内の十八蔵すべて揃っていて、月山ワインまで取り揃えてある。
確かラジオから聞こえてきた情報だっただろうか、オリーブオイルで食べる
創作握り寿司が気になって、σ(^_^)は「il fri sio (イル・フリージオ)」のそれを、
カミさんは「肉バルYaku禄」の「庄内豚のステーキプレート」チョイス。
いつも食べている量と大きさ・味の加減がすべてかけ離れていて、
期待とは裏腹な食後感だった。
ならばデザートと、σ(^_^)は「タルトタタン」カミさんは「ズコット」をチョイスした。
「タルトタタン」は、素材感が全面に出ていて美味しいと思ったが、
「ズコット」はもっと密度の濃いモノを期待していた。
翌日、木村屋の「ズコット」をカミさんが買ってきてくれた。
うん、これは美味しい。
色々出歩くと、色んな味に出会えるものだ。
*食には人それぞれ好みがあるので、
記事としては辛口になったが、自分が感じたままに記載している。
あしからず。
今日も、ごっつぉさーん。
2017年06月30日
上喜元特撰蔵酒・酒・人形・ギフトの大泉・出羽桜 稲露
かなり昔の話になるが、
初めて、蔵見学に誘われるままに行ったのが、この上喜元。
当時、色々と細かく説明して頂いたのだが、
十数年~二十年ほど前のことだけに細部の記憶がない。
精米歩合の違う幾つかのサンプルを味比べした。
蔵り中を案内された時に、酒を醸すその室内では
グレープフルーツともバナナともつかぬトロピカルな香りがしていた。
(全ての酒蔵が同じ香りではないが)
酒蔵ってこんな香りがするんだ、と驚いた記憶がある。
この上喜元の特撰蔵酒を飲んだ時に、あの香りがよみがえった。
今年のとある総会の懇親会に好意で持ち込まれた二本のうちの一本が、
この上喜元特撰蔵酒だった。
まさか、この会場であの蔵見学の香りを思い出すとは思いもよらなかった。
購入した方に、どこで買ったかを確かめて、数日後忘れないうちに買いに行った。
(購入したお店は下記の通り)
家であらためて飲み返すと、最近飲み比べている「出羽桜 桜花」に劣らない旨さ。
忘れられない一本になった。
隣にあるのは、頂きものの「出羽桜 稲露」。
これは、出羽桜にしては、重厚な味わいのお酒。
今日も、ごっつぉさーん。
酒・人形・ギフトの大泉 中町本店
酒田市中町1-8-6
TEL 0234-22-3500
9:30~19:00
2017年06月09日
出羽桜 ヴィンテージ・サケ・コレクション・出羽桜 桜花・出羽桜美術館・斎藤真一心の美術館
出羽桜を初めて飲んだのは数年前、
東根 壽屋寿香蔵に立ち寄って買った
「枯山水」の3年だっと記憶している。
今回は、「出羽桜 ヴィンテージ・サケ・コレクション(3年熟成・8年熟成・12年熟成)」を
購入して飲んでみたので、そのレビューをあげておく。
【3年熟成】グリーンラベル
スーッと入って来るまだ若々しい熟成感。
【8年熟成】ブルーラベル
旨みとふくよかさのバランスがよく、一番最初に無くなってしまった。
【12年熟成】レッドラベル
渡會本店(出羽の雪)貴醸酒というお酒(同じく12年熟成)があるが、
それに近くなってくるイメージ。ただ、貴醸酒までいってしまうと、
クイクイ飲むと言うよりは舐める感じになって来る。
出羽桜 ヴィンテージ・サケ・コレクション(12年熟成)は、3本の中では一番重厚。
これより熟成させるかえって飲みにくくなる印象だ。
【出羽桜 桜花】
色々と飲み比べて久しくなったが、今まで飲んだ日本酒の中で三本の指に入る。
華やかさ・ふくよかさ・優雅で豊かで華やかな香り・コストパフォーマンスのよさ、
と四拍子を兼ね備え、正に地理的表示「GI山形」を代表する吟醸酒。
「マックスファクター化粧品"SK-Ⅱ"の香りサンプル」
「英国最古のワイン商で王室御用達のBB&R社が初めて扱う日本酒」
に採用されている。
今後は、「出羽桜 桜花」をベンチマークとして、
色々な日本酒を飲み比べて、印象をメモしていきたい。
出羽桜 ヴィンテージ・サケ・コレクション(3年熟成・8年熟成・12年熟成)を
購入したお店は下記のお店。
蔵のポリシーを理解する上でも、天童に足を運んで「出羽桜美術館」を
見学するべきと思う。σ(^_^)は、二度ほど足を運んでいるが、
また近くに行くことがあればぜひ立ち寄ってみたいと思っている。
なお、現在は蔵の改築のため「斎藤真一心の美術館」は現在閉鎖されている。
彼の画は、鮮烈で深い色使いと独特の造形美が感じられる。
モチーフとなっている「瞽女(ごぜ)」の叫びが聞こえてくるかのような絵画である。
展示スペースが近いうちに再現されることを切に期待している

■仲野酒店
天童市一日町1-4-12
電話:023-653-2837
営業時間: 9:00~19:00
2015年11月07日
坐花酔月・貴醸酒・渡会本店・渡會本店(出羽の雪・和田来)

何年か前に渡会本店(出羽の雪・和田来)に入ったことがあるが、
いつどんなきっかけで入ったのかの記憶がとんとない。
煉瓦造りの特徴的な佇まいにおぼろげな記憶があるだけだ。
日本酒への興味・関心がさっぱりなかった頃ではないかと考えると、
このブログを始める以前に、何かのきっかけで入ったのだろう。

資料館と現在も酒を作っている酒蔵が併設されていて、
資料展示通路から現在も酒を作っている作業場やタンクなどが垣間見える。
詳しい人なら、幾ら見ていても飽きない資料の数々なのだろうが、
「日本酒の歴史と地域性」を語ってくれるガイドのような説明があると、
理解がますます深まるのではないかと思う。
ふと、道すがら引き寄せられて入った中で、
(館内は写真撮影可)
ひとつ気になる言葉があった。
「坐花酔月」
李白の詩の一節から出来た言葉のようだが、
「花の咲く所に腰をおろして、月を眺めて酒を楽しむ」という意味である。
誰が書いたとかいうことは、(歴代の総理のひとりに対して大変失礼だが)
今回はどうでもよくて、そんな風に日本酒を飲んだことがなかったと改めて思う。
やってみた事のある方なら、分かっていただけると思うが、
例えば、リュックにお酒とつまみ・おにぎりなどを入れて、数時間登った後、
適当な眺めのいいところで、飲み食いするその味は格別なものがある

どうも、日々時間

時間を忘れてのんびりする(したい)という憧れが
「坐花酔月」という言葉にオーバーラップしてくるのは、σ(^_^)だけだろうか…。
車なので今回は試飲できなかったが、併設の直売所で、
仕込水の代わりに生もと純米酒を使っているという熟成酒「出羽の雪 貴醸酒」を見つけて、
小さいものを試しに購入してみた。
まだ、飲んでいないが、結構な甘口のお酒なので好みは分かれるところだという。
機会があれば後日、その味のレポートしてみたい。

渡會本店
鶴岡市大山2丁目2−8
0235-33-3262
8:45~16:30
定休日:正月三が日
2014年02月23日
食道ささき・東北泉・上喜元翁・奥羽自慢
昨日の晩は、食道ささきに独り呑みに行った。
美味しい料理と日本酒をひとりで楽しむなら、ここと思っていた。
せいぜい気の合う2人と…そして最高でも3人までが最適なお店だと思う。
最初はビールを一杯もらって、5品・2500円のおすすめのコースにした

お通しで、うるいと菜の花と桜の塩漬の入った吸物。
きもとが添えてある庄内豚のスネ。
里芋と牡蠣の炙り。
庄内豚のハンバーグ。
神経〆の黒鯛の昆布〆。(写真を撮り忘れたようだ…)
で、5品。


だだみポン酢
筋子のおむすびを
追加したら、サービスでタラの昆布〆をのせてくれた


酒は冷やで、東北泉→上喜元翁→奥羽自慢
梅の宿の梅酒が見えたので、それで〆た。
久々に、ゆっくりまったり、美味しい料理と日本酒を楽しむことが出来た

今日も、ごっつぉさーん!

食道ささき
酒田市 本町1-6-6 川辺の館 1F
TEL:0234-26-8106
営業時間 18:00〜21:00(L.O)
2013年04月14日
楯野川・奥羽自慢・蔵めぐり・日本酒を楽しむ会

ただの酒飲み?ではない?という証に

たまには、蔵の見学でもしてみようかと出かけてきた

「奥羽自慢」は、「黒川能」で奉納される日本酒だが、2009年に休業。
2012年に楯野川の支援で、3年ぶりに復活した

で、楯野川・奥羽自慢の蔵見学の後、
昨日の19時頃から日本酒を楽しむ会となった

前菜(写真なし) 葉わさびと笹身の和へもの/いかと甘海老練り酒盗和へ/青さ海苔寒天
向付 お刺身二点盛り(鯛とはまちかな?)
焼物 桜鱒柚庵焼き
煮物 米の子豚角煮 里芋 筍 菜の花
酢物 帆立貝と海老のマリネ
ごはん 汁 香物
水物 苺
という布陣。
お酒も、通常は市販されていないレアな
「楯野川」の精米歩合「純米大吟醸18%押し」や「純米大吟醸8%」も登場

幾らなんでも8%はやりすぎではないかと思うが美味しいから、始末に負えない


以下は、見学した写真の一部をまとめたもの。
奥羽自慢は、鶴岡大山の酒蔵より文化財的にもかなり価値が高いと感じる。
建物以外の写真の右側は、上から「麹」「酵母」「麹菌」。

今日も、ごっつぉさーん!
2013年03月22日
朝日鷹・本醸造・高木酒造・十四代醸造元

3月に飲んだ(飲んでた)「日本酒」。
「朝日鷹」という銘柄は、庄内では知名度がまだ高くないと思われるが、
内陸では、不動のイチオシでおいてある「居酒屋」も珍しくない

十四代醸造元の高木酒造が地元の方向けに作ってるのが「朝日鷹」と云えば、
庄内の方でも、話は通るのではないかと思う。
酒飲みのどっしり系の甘口でも辛口でもない中間としておく。
そりゃ、十四代の方が香りも味もいいに決まっているが、
リーズナブルで、自分の好みのお酒を呑みたいのが、誰しも思うところ。
そんな願いを叶えてくれる位置にあるのが今の「朝日鷹」の位置づけではないかと思う。
あ、間違っても「キレのあるスッキリ系」ではないので、
酒呑みの方が、買ってください

庄内では、置いてある酒屋は、見たことありません


高木酒造
村山市富並1826
2013年03月01日
幻・泉氷鑑 斬雪・九郎左衛門・新藤酒造・純米大吟醸

やはり、酒のことを書くのは、なかなか難しいと思う。
辛口でもなく甘口でもない「いわゆるすっきり系」で、「どっしり酒呑みの酒系」ではない。
=「日本酒初心者でも飲みやすい系」などと、
以前思い付きで書いたんだけど
「辛口」から若干シフトした「酸味・旨みなどの微妙な味を求めている系」の
ひとつが「幻・泉氷鑑 斬雪・九郎左衛門」だと思う。
σ(^_^)は、やはりまだ酒呑みではないようで、こっち系の方がまだ好みのようだ

「どっしり酒呑み」の方は、少しもの足りないかもしれないが…


今日も、ごっつぉさーん!
新藤酒造店
米沢市竹井1331
0238-28-3403
2013年02月19日
雪恋花(ゆきこいばな)・初孫・発泡性にごり酒・巡音ルカ

2/15の晩酌!
(ごっつぉをアップする習慣があっても、酒は気が向いた時にあげる程度で
なかなか回らないのだけれど、試験的にちょっくらあげてみることに…)
発泡性にごり酒「雪恋花(ゆきこいばな)・初孫」

発泡性というだけあって、空ける時には少し注意が必要だ

瓶の下に溜まってるオリと上澄みを十分に混ぜ合わせてからゆっくり少しずつ
外の空気を入れてあげるような感じで、空けてあげると飛び出さずに開けられる

にごり酒らしい独特の甘さはなし

飲み口もほんのりやさしく、Alc.10.5%なので、
1本すーっと飲めてしまう。
これなら、にごり酒の苦手な方や女性でもイケるかも


今日も、ごっつぉさーん!
(追記)
ちなみに、「雪恋花」とググると、下の曲がヒットするがこちらは「せつれんか」と読む。
巡音ルカや初音ミク、鏡音リン・レンなどのVOCALOID(ボーカロイド)は、
一部分のある一定層の音楽と位置付けられてしまっているような気がするが、
ちょっと、勿体無いと思うことがある。
「VOCALOID(ボーカロイド)」=「初音ミク」=「ある一定層のもの」という概念はあるのだが、
低価格で自分の音楽が自由に創れるひとつの世界は確立した訳だし、
その市場まで瞬く間に出来てしまった。
さらには、「VOCALOID(ボーカロイド)」の歌を自分の声で歌う方(かなりの実力派)まで
いらっしゃるのが現実。
音楽のひとつのジャンルとして、もっと認めてもいいような気がする。
【巡音ルカ】 雪恋花
*「雪恋花(ゆきこいばな)」は「初孫」にて製造している。
東北銘醸株式会社
酒田市十里塚字村東山125-3
TEL:0234-31-1515
FAX:0234-31-5588
2013年02月10日
カクテルパーティ・大山酒蔵日本酒カクテル・大山新酒酒蔵まつり

「大山新酒酒蔵まつり」での「大山4酒蔵日本酒カクテル」

大山酒造………(晴華[はるか]・青)……………日本酒・GFJ・LL・BC
出羽の雪………(白雪[しらゆき]・白)…………日本酒・AL・MILK
白梅……………(淡梅[あわうめ]・桃)…………日本酒・AL・カルピス・LJ・CJ
栄光富士………(ふきのとう・緑)………………日本酒・GTL・YL・LJ
カクテルは、目と舌で楽しむものだと思うが、
どれも、綺麗で華やかな気持ちにしてくれる

もう一度飲んでみたいと思ったのは、
(1)白雪…杏ベースで、杏仁豆腐のような味のカクテル

(2)晴華…GFとライチのすっきりした味。ブルーキュラソーの青がそれを演出


今回もごっつぉさーん!
*その後、新酒を楽しむ会に行ったんだけど、ウダウダのグタグタだったので、
ブログにあげようか迷い中…(笑)