2017年11月09日

つるおか食文化市場 FOODEVER・il fri sio (イル・フリージオ)・肉バルYaku禄



先日、7月にオープンしていたというから、4ヶ月遅れで「つるおか食文化市場 FOODEVER」へ。

ラジオや新聞からの情報は入って来るものの、あまりSNSで上がってこない模様。

姉も東京から遊びに来て、義兄が「FOODEVER」を知っていて食べたいというので、

そういう機会でもないとそうそう行けるものではない。タイミングよくきっかけができた。


報道でキャッチした情報の通り、ふむふむなるほど、見慣れない調味料がいろいろある。

日本酒も、庄内の十八蔵すべて揃っていて、月山ワインまで取り揃えてある。

つるおか食文化市場 FOODEVER・il fri sio (イル・フリージオ)・肉バルYaku禄

つるおか食文化市場 FOODEVER・il fri sio (イル・フリージオ)・肉バルYaku禄

確かラジオから聞こえてきた情報だっただろうか、オリーブオイルで食べる

創作握り寿司が気になって、σ(^_^)は「il fri sio (イル・フリージオ)」のそれを、

カミさんは「肉バルYaku禄」の「庄内豚のステーキプレート」チョイス。

いつも食べている量と大きさ・味の加減がすべてかけ離れていて、

期待とは裏腹な食後感だった。


つるおか食文化市場 FOODEVER・il fri sio (イル・フリージオ)・肉バルYaku禄

つるおか食文化市場 FOODEVER・il fri sio (イル・フリージオ)・肉バルYaku禄


ならばデザートと、σ(^_^)は「タルトタタン」カミさんは「ズコット」をチョイスした。

「タルトタタン」は、素材感が全面に出ていて美味しいと思ったが、

「ズコット」はもっと密度の濃いモノを期待していた。


つるおか食文化市場 FOODEVER・il fri sio (イル・フリージオ)・肉バルYaku禄


翌日、木村屋の「ズコット」をカミさんが買ってきてくれた。

うん、これは美味しい。

色々出歩くと、色んな味に出会えるものだ。


*食には人それぞれ好みがあるので、

記事としては辛口になったが、自分が感じたままに記載している。

あしからず。


今日も、ごっつぉさーん。
  


2017年08月06日

だだちゃ豆収穫イベントに行ってきた!鶴岡・早生白山・白山だだちゃ豆・布目公民館



農作物全般が、1週間遅れと言われる中、

先日、だだちゃ豆の収穫に行ってきた。

メールマガジン「やまがた鶴岡 食文化ものがたり」で見かけたのだが、

朝一番で行ったみたら、σ(^_^)ともう一組しか見当たらない。


スタッフの方に色々聞いてみると、

鶴岡で一番早いと言われるここの圃場も実よりが遅れていて、

巻いたビラを回収したのだとか。

それでも、σ(^_^)のようにイベントに来る方はいるだろうということで、

収穫イベント自体は中止しなかったということだった。

だだちゃ豆収穫イベントに行ってきた!鶴岡・早生白山・白山だだちゃ豆・布目公民館

だだちゃ豆収穫イベントに行ってきた!鶴岡・早生白山・白山だだちゃ豆・布目公民館


イベントの詳細は画像の通りだが、

今回はイベント参加が少数という事で色々と優遇していただいた。

もちろんサヤだけの豆も混じったが、

なんだかんだで2キロオーバー(2136g)を収穫させていただいた。

枝からもいだ後、鍋3つですぐに茹で、知り合いにも少しおすそ分けした上に、

3日間だだちゃ豆(早生白山)を堪能したfutaba


次回は、8/11(金)、最終回は8/20(日)である。

スケジュールの合う方は参加してみてはいかがだろう。
  


Posted by olive at 06:50Comments(0)山形の在来作物系

2015年12月20日

ハタハタ田楽膳・ Zupperia(ズッペリア) 荘内藩しるけっちぁーの



UW


上げるのが遅くなってしまったが、14日のランチicon12

鶴岡に行く用事があったので、Zupperia 荘内藩しるけっちぁーので!


ハタハタ田楽のない通常の定食もあったんだけど、

折角なので、ハタハタ田楽ありのハタハタ田楽膳をオーダーface02


ハタハタの田楽

宝谷かぶの煮付

宝谷かぶ、田川かぶなどの天ぷら

納豆汁など



ハタハタ田楽膳・ Zupperia(ズッペリア) 荘内藩しるけっちぁーの


庄内の郷土料理ともいうべき、ハタハタ田楽だけど、

外で、しかもお昼に食べられるところがなかなかないicon10


自分でやってみると、よく分かるが、

田楽キレイに焼くには、

エラとハラワタを腹を壊さずにとる少しの技術と工夫が必要だface06

串打ちする方法もあるが、ここでは串打ちせずに焼いているみたいicon23

串打ちすれば、魚体はもっと曲がるはず…

また、このように真っ直ぐに焼くのも普通に焼いたのではまた難しい…


ハタハタ田楽膳・ Zupperia(ズッペリア) 荘内藩しるけっちぁーの



丁寧に焼いているからには、

丁寧に食べなくては…hone


今日も、ごっつぉさーん!




Zupperia 荘内藩しるけっちぁーの
鶴岡市家中新町10-18 致道博物館隣り
0235-24-3632
食事 11:00~14:00
カフェ 14:00~17:00(16:30L.O.)
定休日:木曜日(12月~2月末 水曜日・木曜日)





  

2015年11月16日

鴨南ばんそば・ズイキの孫芋・おせんそば



UW


11月の声を聞くと、鴨南蛮の季節だ。

蕎麦は、断然冷たい方が美味しいとσ(^_^)は思うのだが、

温かい蕎麦の中では、鴨南蛮が一番美味しく季節感があると思うface02


考えてみると、高級蕎麦屋はあっても高級うどん屋はあまり見かけない。

それだけ蕎麦の方が風味繊細で、

挽きたて打ち立てなどスピードを要求されるし、

そのまま味の味が店の個性になってしまう。

おせんそばは、打ち立て路線を崩さずに、普段使いが出来る価格が魅力的だ。

高級店だと、鴨南蛮が1600円とかだったりして、この位だと毎日とはいかない。


今回もタイミンクでオーダーから出来上がりまで少し待つことになるのだが、

図書館から借りてきた本を読みながら、家では絶対見ることのないNHKのど自慢を

たまに見ながら待つというのもそれなりに休日チックであるface06


黒のり(天然なら岩のり)と三つ葉、ゆず、鴨肉、蕎麦、つゆ

この5つをその時の気分で組み合わせていくと、

一杯の鴨南蛮でも色々な味に変化していく。

温かい蕎麦をすすりながら、うっすらと出てくる汗も心地よい。


後から追いかけて、あまり見かけることのない、ズイキ芋孫芋煮物が出てきたface02

ズイキ芋の孫芋は、産直でなら手に入るだろうか?

小さくて調理も面倒なので、栽培農家とその周辺の方しか

口にする機会はないのではないかと思う。

それが、出てきたりするだけで、嬉しくなってしまうface02


日替りで、こんな家庭的な煮物がついたり、

1個食べてしまったけどデザートに柿が出てきたりするのも嬉しい。

おせんそばは、普段使いのんびり食べたいときのσ(^_^)の切り札icon12


鴨南ばんそば・ズイキの孫芋・おせんそば


今日も、ごっつぉさーん!



おせんそば
0234-26-4277
酒田市大町8-13
11:00-14:00
定休日:概ね水曜日(店内カレンダーを参照ください)





  

2015年10月24日

はらこ飯・鮭の皮炙り・本もって菊・ほうれん草・一霞温海かぶ漬・玉ねぎフライ・雅山流


UW


もうしばらくブログ更新はないような気がしていたが、

更新するべき事情が再び起きてしまったicon10

国際信号旗を上げつつ、また少しずつ更新していくようになると思われる。


久しぶりにキッチンに向かう訳だが、

ピカチュウは疲れたようで、日中リビングでずっと寝ていたようだ。

アニキがする訳でもなく、予想通り洗い物が溜まっていて、その片付けからしなくてはならない。

1時間ほど早めに帰って来て、正解icon01


はらこ飯・鮭の皮炙り添え

一霞の温海かぶ漬け

本もって菊×ほうれん草のおひたし

大根葉×ちくわの炒め物

えのきと薄揚げの味噌汁

西塚蒲鉾店謹製・玉ねぎフライ


魚から野菜からほぼ、庄内産で完結。

お酒は、閃 雅山流 で…


はらこ飯・鮭の皮炙り・本もって菊・ほうれん草・一霞温海かぶ漬・玉ねぎフライ・雅山流

はらこ飯・鮭の皮炙り・本もって菊・ほうれん草・一霞温海かぶ漬・玉ねぎフライ・雅山流


キーボード病で、今週も医者に行ったり、

来週も、別の件で医者に行かなくてはならなかったりで、

週末に毎週料理ができるかは分からないが、

カミさんがいない以上、何も用事がなければ、週に1度晩ご飯を作れれば理想的icon23


それにしても、この後、ひとりで何十年も生きていくのは、あまりにも寂しいと思う。

同じ方向を向いて、共に歩んでゆける人がいつか現れますように…☆彡

  

2015年07月31日

さわのはな・磯菜(つる菜)のごま和え・上山の折鶴・クアオル ト




上山市が、まちづくりとしてキーワードにしているのがドイツの「クアオルト」

それと食との関連のお話を数ヶ月前に、お聞きする機会があった。

野菜ソムリエ折鶴の店主さんのお話する時間が半分位あって、

細かい内容は、レジュメのメモをみないと思い出せないが、

何とも面白い話で、ぜひ上山に来ることがあれば、

お店に食べにいらしてくださいということだった。


そんな流れで、突然上山のクアオル トという話になる。

聞き慣れない「クアオルト(〈ドイツ〉Kurort)」とは、

森林や温泉などの自然を利用して治療・養生を行う、長期滞在型の保養地のこと。

上山は、官民一体で、運動・食・自然・宿などの面から、それを目指している。


さて、初めて食べる「さわのはな」という米の品種自体よくわかっていないので、

調べてみると、

①現在は、一部の農家でしか作られていない(幻の米という表現も)

②収穫効率や精米率がよくないので、ササニシキなど他の品種に押されてしまった

③味はいいので生産者含めての根強いファンを持っている

3つほどの項目に集約される。


磯菜(つる菜)というのも、過去の記憶にないので、生まれて初めて食べたものと思う。

夏の葉物のない時期に重宝しているということで、

近郊の農家さんに頼んで作ってもらっているという話である。

クセもなく比較的歯ごたえがあり、プランターに栽培されているのを拝見すると、

野菜というよりは、雑草に近い感じだ。


今回オーダーしたのは、

他に自慢の「ごま豆腐」など、ご覧の通り品数の多い「お母さんのお勧め定食」icon12


さわのはな・磯菜(つる菜)のごま和え・上山の折鶴・クアオル ト



折鶴のメニューは、

JAL国際線・国内線機内誌「SKYWARD」などにも紹介されている。

それによると「魚以外はすべて半径5キロ以内で産した食材」

「地産地消」は当たり前で、「旬産旬消」を心がけているということだ。


デザートまで、しっかり手作り

当たり前なのかもしれないが、全て手料理

(実はそれが一番難しいし、実はそれが基本なんだけど、

すべて自分の手で作っているプロの料理人も多くないのも事実)

一皿の料理に南瓜も2種類使っていたりするので、

欲張りすぎ(頑張りすぎ)ではないかと思うのだが、

店主の性格からすると、まだプロトタイプなのかもしれない…face06


ハッキリ云ってしまうと、滅多に口に出来ないものを有難くいただくのではなく、

野菜ソムリエ的に、日常の食生活にそれをどう落とし込むかという「べき論」

それぞれの日々の食生活に持ち帰る「エッセンス」というものまで、

展開できたなら、プロトタイプでなくなるのかもしれない…face02


もしかすると、店主は店を切り盛りするというよりも、

教室などで色々教える方が好きなのかもしれないと思ったり…。


それにしても、「さわのはな」×「雑穀」のご飯となっているので、

(米の味、酒の味を楽しみたいσ(^_^)としては)

その本来の食味・米の味が分からないというのが残念である。


あまり一般に流通していない米で記憶に残っている「キヌヒカリ」と比べてみたい

そんな想いを反芻しながら、ハンドルを握っていた…



折鶴
023-673-6517
山形県上山市鶴脛町1-6-2
10:00~15:00
定休日:月曜日・火曜日


  

Posted by olive at 07:11Comments(0)山形の在来作物系

2015年03月04日

手毬寿司・てまり寿司・紫折菜・ひなまつり・雛祭り・上巳の節句(じょうしのせっく)




5つある節句2番目が、ひなまつり(桃の節句・上巳[じょうし]の節句)だ。

節句とは、伝統的な年中行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日のこと。


節句を順番に全部列記すると、

人日(じんじつ)1月7日七草の節句

上巳(じょうし)3月3日桃の節句・雛祭

端午(たんご)5月5日菖蒲の節句

七夕(しちせき)7月7日七夕(たなばた)

重陽(ちょうよう)9月9日菊の節句


となる。


「ひな」で、このブログを検索すると、昔疑問に思っていたことがあり、

それを自分の裁量で解決していることを誇りに思う。

出来合いのものを食べるのが行事食なのか?という疑問。

共稼ぎをやめないと、お母さんがごっつぉを作る時間がないのかも?という疑問。

それを昨年から解決している回答がここにあるicon21


そして、それは何かを求めるものでもなく、お祝いなのであって、

それは自ら作ることその行為そのものがお祝いだという気がする。

いつもと違うことをやっているな…と、娘がチラ見する、そのことに大きな意味がある。

今日はいつもと違う日…それが「お雛様の節句だよ」などという言葉ではなく

台所で朝から何か始めているそういうお祝いの日なのだよと、

親が子に教える日なんだという気がする。


色々思うところはあるんだけど、

まず、サクがない。

鯛のサク、サーモンのサク、マグロのサク…その3つが1か所で揃う店がまずない

そして、味付けイクラも、20~30gもあればOKで、そんなに多く必要ではない。

寿司だねセットみたいなものはよく見かけるが、それをまたカットするのもナンセンスicon10


紫折菜も、某所で半額になっていて、あまりにも可哀想で購入してしまったface07

(鮮度がいいのに、もう売れないと判断されている)

在来作物×ご馳走という方程式が頭にあったら、即買いなんだと思うけど…。

そして、この時期に庄内で採れる野菜の特質を考えたら、とても価値があるicon12

虫がまだ活動していない=農薬も必要の時期ではない野菜だということ。

それが139円→69円(鮮度もいい)=2束買いicon22

ということだface06


ご飯をラップで包む繰り返し作業をしながら、

ワイドショーみたいなテレビを見ていると何度も何度も同じことを言っている(笑)。

それでも、包み方や計り方が最初と最後の頃では、格段に上達しているface02

毎日、このことを繰り返したら、もっと上手くなれるんだろうとけど、

年に1度やるかやらないかでは、ま、こんなもんだろな…icon10

それでも、年に1度やることに上に書いたような意味があると思うのだ。


今回は、7合炊いて、朝ご飯を差し引いてつまみ食いもして、70カン程度作成face02


手毬寿司・てまり寿司・紫折菜・ひなまつり・雛祭り・上巳の節句(じょうしのせっく)


手毬寿司・てまり寿司・紫折菜・ひなまつり・雛祭り・上巳の節句(じょうしのせっく)


今日も、ごっつぉさーん!







  

2015年03月01日

南沢かぶ甘酢漬・葉わさび×きゅうり×わかめの酢の物・続升田かぶ




南沢かぶは、尾花沢市南沢地区で古くから栽培されている在来作物futaba

濃紅色の長かぶで、

「牛房野かぶ」「南沢かぶ」「寺内かぶ」3種類ほど似ている種が存在している。

などと整理すると、在来作物は方言ともよく似ているかもしれない。


昨シーズンなんとか漬物(甘酢漬)試作にこぎつけた升田かぶ

その八幡の升田かぶの生産者に、今シーズンのアウトラインを持ち寄った。



決定する訳ではなく、ぼんやりとしていることを

ハッキリと見えるようにするのが、σ(^_^)の今の立ち位置だ。


製造する方でも、ぼんやりしていたことながら、

昨年なんとか試作をお願いすることで、

面白そうな素材だと分かってもらえたのはやはり大きい。

幾らσ(^_^)が思ったところで、σ(^_^)が作る訳ではないから、

それはやはり時の運だったり、

風がどちらからどちらに吹いているのかにもよるのだろうし、

力の及ばないところで、そこは当たって砕けるしかない。


とにかく、風は今のところ追い風で、その後

売れる予想数・量目・価格・原価計算・歩留まりなどから逆算しての生産量と

売ろうとする日から逆算した種まきの日をひとつひとつ可視化していく。

暗闇を松明で進むようなもので、これはこれで楽しいface02


そんな流れで、升田かぶの生産者の方から、1パック南沢かぶの甘酢漬をもらった。

この色が天然色というのだから、色彩的にも鮮烈icon12

それをまた直感で、とある方にシェアして、

もしかしたらそこからさらに広がるかもしれない可能性

明るいかどうかはともかく、未来を感じるface02


さて、この「南沢かぶ甘酢漬」

肉質が硬いので、乱切りでは歯の丈夫な方でないと厳しくて、

ここはやはり、2~5ミリ程度のスライスだろうと思う。

やや甘いかもとおっしゃっていたけれど、

かぶの苦味がそれを中和してくれるので、甘さは問題ないと思われる。

と云っても、「南沢かぶ甘酢漬」は、当分食べることはないと思うが、

例えば車を初めて設計するときには、フライングフェザーも知っておいた方がいいのと同じようなものだ(笑)


葉わさびは久々に食べたけど、酢の物も悪くない。

タッパーに入って冷蔵庫にまだあるので、

おひたしお茶漬に散らしてみようかと思ったり…。


熱処理(80度湯通し)しての翌日・翌々日が辛味が増すと、

相方が云っていたので、今再び三杯酢で、食べてみたら昨日より辛くなってて鮮烈icon12


南沢かぶ甘酢漬・葉わさび×きゅうり×わかめの酢の物・続升田かぶ



今日も、ごっつぉさーん!



  

2014年12月18日

升田かぶ漬けの試作






升田かぶについては、前述のとおりだが、

昨年の晩秋に、升田かぶの浅漬け(かなり薄くカットしたもの)を食べた記憶や

10月22日に現地へ行き、翌日調理してみて、

料理のしにくさを考えると、生野菜として流通しても

大多数の家庭では使いきれないとσ(^_^)は感じて、

おぼろげに、加工してもらう方法を模索していた。


で、直感でσ(^_^)は動いた。


σ(^_^)の頭の中には、3つほど候補にあったが、

(最初から、酒田の在来作物を鶴岡で加工は考えていない)

1社は、現在は漬物を製造していない様子だった。

最終的には、σ(^_^)の一番希望するところから試作して頂いたが、

升田かぶのことやその背景

そしてσ(^_^)の意図理解していただくまでに、

多少時間は必要で、

また、生産者も升田かぶ特徴を自らわかっていない部分もあり、

当然、製造者と生産者は視点も違うので、

手さぐりの部分がとても多かった。


(生産者には製造者の希望を、製造者には生産者の希望を伝えて)

規格企画もない中で、まずやってみるfutaba


生産者は、製品になって初めてわかることがある。

生産した作物を誇りに思うことは、とても大切だけれど、

どうやったら、美味しい漬物になるかという視点で生産してはいない訳だから、

来年、この試作からまた一歩進んでいけるとしたら、

とても大きな収穫だと思う。


製造者も、σ(^_^)が無理なことも云ったので、

最初は乗り気ではなかった部分もあったが、

未知の素材を、漬けてみて、食べてみて、

升田かぶ味の引き出しの深さを感じたのではないかと思う。


σ(^_^)の周りにも少しおすそ分けしたりして、

少しずつ感想を集めて、

例えこの先うまく軌道にのらなくても、

感想・意見を集約して、

生産者と製造者フィードバックするつもりだ。


行政の考えるその道のルート料理人さんだけでは、

升田かぶは酒田の方々に広がっていかないような気がする

(料理人がこんな変わった素材を使っているんだという主張としてはあると思うが、)


当初から思っていたことは、

「今年、試作できなかったら、来年の秋まで待たなくてはならない」

ということ。

時間がない中でやるのは、百も承知だ。


今年できなくても、

1年後でも出来ると思ってしまったら、

果たして、1年後に本当にそれが出来ているだろうか…。



いずれにしても、

今試作していただいた「升田かぶ甘酢漬け」の味は、

今まで食べたあらゆる在来作物のかぶの中でも秀逸で、

あの温海かぶの甘酢漬をも超えてしまったのではないかと思うのだ。
  

2014年10月25日

升田かぶ・藤沢かぶ・宝谷かぶ・温海かぶ・平田赤ねぎ・食の都庄内



σ(^_^)は、研究者ではないので、詳細はその道の方にゆだねることにして、

山形県には、在来のカブが20種類ほどあり、最近30年9種が消滅したと

書物には記載があります。


カブ大根の違いはどこにあるのでしょう?

カブ(アブラナ属) 大根(ダイコン属)
可食部分 軸。根はカブの下にチョロットある。 根っこ
黄色 白、薄いピンク。
小さいく丸粒 大粒



カブほど、東北人・山形人・庄内人の生活を支え

救ってきた作物はないと思うのですが、

今、本当のカブの歴史も知らずに、スルーしてしまうのは、少しもったいないな、と思うのです。


は本来、冷害に弱い作物です。

今でも品種改良は行われていますが、背丈の高さもあって、冷夏や台風には弱いのが特徴です。

また、盆過ぎに種を撒いて、2ヶ月ほどで収獲できるのが、カブの特徴です。

例え冷害の年であっても、米の収穫減を補えるのが、在来のカブが残っている理由ひとつです。

漬物や土の中に埋めておけば、ひと冬はゆうに保存がききますし、栄養のバランスもよい。

そんなカブから、飢饉の年に、私達の先祖は少なからず恩恵を受けて来たに違いありません。


「温海かぶ」は、甘酢漬けを中心に絶大な人気があり、

「だだちゃ豆」の次に有名な庄内の在来作物の秋から冬のエースなのだと思います。

(生産者さんの高齢化など、色々な問題はありますが…)


「宝谷かぶ」も、「宝谷蕪主会(ほうやかぶぬしかい)」があり、

「蕪券(かぶけん)」と呼ばれるチケットを購入して、1年間「蕪主(かぶぬし)」となり、

焼き畑の火入れ、播種や収穫など、カブ栽培を支えています。


「藤沢かぶ」は、鶴岡の本長さんという老舗が、

藤沢かぶの甘酢漬けを商品化していて根強い人気があります。

平成2年当時、鶴岡市藤沢地区で、ただ一人栽培していた絶滅寸前の藤沢かぶ

を復活させたというストーリーがあります。

(藤沢周平とは、相関がないようですが、何か逸話はあるかもしれません。)


上の3つは、いずれも鶴岡のカブです。


さて、酒田の「升田かぶ」生産者現在6名で、σ(^_^)から見ても、かなり小規模。

生産者代表の村上さんも、一般に出荷するのが難しいと云っているほどです。

それでも、八幡の「産直たわわ」では、10月下旬から11月初旬の間に、

足しげく通うと、買えるかもしれません。


しかし、粘着質の赤土のたっぷりついた…

それを差し引いても、一般の白カブより食べられるところも少なく、

曲がっていて、切りにくい・料理しにくい「升田カブ」

昨年初めて漬物になったものを食べましたが、サクサクと食感もよく、

宝谷カブにとてもよく似ていて、煮ても漬けてもマリネにしても美味しいカブです。


現在は、行先が丸裸の状態で、料理人やシェフにその販路を求めているところです。

そんな「升田カブ」の存在を酒田の方・庄内の方には、まずは知っていただきたい。


今の野菜のほとんどは、毎年海外から種を輸入しているのです。

食糧自給率40%とはいうものの、種を輸入しているようでは、

実質の自給率は、20~30%と云ったところではないでしょうか?

しかし、在来作物は違います。

本来の農の姿、種を伝承しているのです。


土付きの野菜を洗っても

曲がってて調理しにくくても

味の濃い本来の味のする野菜。

それを食べて守っていこうとする味方今必要です。


「食の都庄内」というものの、

一部のシェフや関係者の方だけの動きになっているのは否めないと思います。

これから出てくる「平田赤ねぎ」も、同じです。


酒田は、鶴岡に比べると、その辺りあまり上手とは云えないのが今までです。

これから先、心ある方のご支援をよろしくお願いしたいと思いますface02



参考調理してみた記事はこちら



升田かぶ・藤沢かぶ・宝谷かぶ・温海かぶ・平田赤ねぎ・食の都庄内


升田かぶ・藤沢かぶ・宝谷かぶ・温海かぶ・平田赤ねぎ・食の都庄内


升田かぶ・藤沢かぶ・宝谷かぶ・温海かぶ・平田赤ねぎ・食の都庄内




UW