2017年06月09日
出羽桜 ヴィンテージ・サケ・コレクション・出羽桜 桜花・出羽桜美術館・斎藤真一心の美術館
出羽桜を初めて飲んだのは数年前、
東根 壽屋寿香蔵に立ち寄って買った
「枯山水」の3年だっと記憶している。
今回は、「出羽桜 ヴィンテージ・サケ・コレクション(3年熟成・8年熟成・12年熟成)」を
購入して飲んでみたので、そのレビューをあげておく。
【3年熟成】グリーンラベル
スーッと入って来るまだ若々しい熟成感。
【8年熟成】ブルーラベル
旨みとふくよかさのバランスがよく、一番最初に無くなってしまった。
【12年熟成】レッドラベル
渡會本店(出羽の雪)貴醸酒というお酒(同じく12年熟成)があるが、
それに近くなってくるイメージ。ただ、貴醸酒までいってしまうと、
クイクイ飲むと言うよりは舐める感じになって来る。
出羽桜 ヴィンテージ・サケ・コレクション(12年熟成)は、3本の中では一番重厚。
これより熟成させるかえって飲みにくくなる印象だ。
【出羽桜 桜花】
色々と飲み比べて久しくなったが、今まで飲んだ日本酒の中で三本の指に入る。
華やかさ・ふくよかさ・優雅で豊かで華やかな香り・コストパフォーマンスのよさ、
と四拍子を兼ね備え、正に地理的表示「GI山形」を代表する吟醸酒。
「マックスファクター化粧品"SK-Ⅱ"の香りサンプル」
「英国最古のワイン商で王室御用達のBB&R社が初めて扱う日本酒」
に採用されている。
今後は、「出羽桜 桜花」をベンチマークとして、
色々な日本酒を飲み比べて、印象をメモしていきたい。
出羽桜 ヴィンテージ・サケ・コレクション(3年熟成・8年熟成・12年熟成)を
購入したお店は下記のお店。
蔵のポリシーを理解する上でも、天童に足を運んで「出羽桜美術館」を
見学するべきと思う。σ(^_^)は、二度ほど足を運んでいるが、
また近くに行くことがあればぜひ立ち寄ってみたいと思っている。
なお、現在は蔵の改築のため「斎藤真一心の美術館」は現在閉鎖されている。
彼の画は、鮮烈で深い色使いと独特の造形美が感じられる。
モチーフとなっている「瞽女(ごぜ)」の叫びが聞こえてくるかのような絵画である。
展示スペースが近いうちに再現されることを切に期待している

■仲野酒店
天童市一日町1-4-12
電話:023-653-2837
営業時間: 9:00~19:00