2015年11月16日
鴨南ばんそば・ズイキの孫芋・おせんそば

11月の声を聞くと、鴨南蛮の季節だ。
蕎麦は、断然冷たい方が美味しいとσ(^_^)は思うのだが、
温かい蕎麦の中では、鴨南蛮が一番美味しく季節感があると思う

考えてみると、高級蕎麦屋はあっても高級うどん屋はあまり見かけない。
それだけ蕎麦の方が味も風味も繊細で、
挽きたて打ち立てなどスピードを要求されるし、
そのまま味の味が店の個性になってしまう。
おせんそばは、打ち立て路線を崩さずに、普段使いが出来る価格が魅力的だ。
高級店だと、鴨南蛮が1600円とかだったりして、この位だと毎日とはいかない。
今回もタイミンクでオーダーから出来上がりまで少し待つことになるのだが、
図書館から借りてきた本を読みながら、家では絶対見ることのないNHKのど自慢を
たまに見ながら待つというのもそれなりに休日チックである

黒のり(天然なら岩のり)と三つ葉、ゆず、鴨肉、蕎麦、つゆ…
この5つをその時の気分で組み合わせていくと、
一杯の鴨南蛮でも色々な味に変化していく。
温かい蕎麦をすすりながら、うっすらと出てくる汗も心地よい。
後から追いかけて、あまり見かけることのない、ズイキ芋の孫芋の煮物が出てきた

ズイキ芋の孫芋は、産直でなら手に入るだろうか?
小さくて調理も面倒なので、栽培農家とその周辺の方しか
口にする機会はないのではないかと思う。
それが、出てきたりするだけで、嬉しくなってしまう

日替りで、こんな家庭的な煮物がついたり、
1個食べてしまったけどデザートに柿が出てきたりするのも嬉しい。
おせんそばは、普段使いでのんびり食べたいときのσ(^_^)の切り札


今日も、ごっつぉさーん!
おせんそば
0234-26-4277
酒田市大町8-13
11:00-14:00
定休日:概ね水曜日(店内カレンダーを参照ください)