2013年02月06日
山形赤根ほうれん草・豚キムチ鍋・F1種の話

山形赤根ほうれん草のことを
本来のほうれん草の味のするほうれん草などと書いたら、
生産者さんに怒られるだろうか

でも、事実そうなのだから、仕方がない。
国産の野菜は、もちろん日本国内で作られているものだが、
その国産の野菜の種の約9割が、輸入品だと云ったらどうだろう?
嘘だと思ったら、よく見かける野菜のタネの袋の裏を見て欲しい。
デンマーク・スウェーデンなどの北欧やアメリカ、オーストラリア、中国、韓国…etc.
日本国内で生産されている種を見つけるのは、10~20枚裏返して1枚だと思う。
およそ昭和50年以降、農業が工業化して、生産効率を追求した結果、
ほうれん草の作付け品種は、「日本ほうれん草」から「西洋ほうれん草」に変わってしまった。
生産者さんが、種をとらないで、種を買う農業。
そして、育てやすい、病気などに強い品種。
店頭で売れる美しい外観と、土のかけらもない根の周辺。
少し土付きの「山形赤根ほうれん草(日本ほうれん草)」を店頭で買えば、約250円。
そして、土のかけらもない普通の「ほうれん草(西洋ほうれん草)」は、150円以下。
悲しいが、どちらが売れるかは一目瞭然だ

農産物、特に野菜は、多少味や栄養価が落ちても、見た目のよさを大切にしてきたけれども、
ここから先は、少し考えなくてはならないような気がする。
本来の農業は種を何よりも大事にしてきたものではなかったのか?
それを失っているのが、今のF1種による農業だ…

σ(^_^)が「山形赤根ほうれん草(日本ほうれん草)」を買うのは、そんな理由から…。
今回は、「瞬間蒸し(鍋をこれでもかという位に熱して、水80ccに、
少しのオリーブオイルを投下)」にしてみたが、鍋の厚さと
火力が家庭用ガスコンロでは、ちょっと火力が足りないみたい

それでも、なんとか料理として食卓に出した

すりたての生姜が、またほうれん草本来の味を引締めてくれる

また、根の赤い部分が一番甘いので、興味があれば食べて欲しい

ほうれん草について、もっと深く知りたい方は→「野菜の種、いまむかし」を参照ください。
そういえば、2013/01/26の「満天☆青空レストラン」でも山形赤根ほうれん草が放映された。
まだ、見ていないけど…


あとは、
豚キムチ鍋。
豚肉、ねぎ、しいたけ、もやし、ごほう、白菜…


今日も、ごっつぉさーん!
day by day(デイバイデイ)のランチ
なめたかれい煮つけ・酒田 豆ほのか餅・するめいか刺身・升田かぶ甘酢漬・サンふじ
ポークケチャップ・ペペロンチーノ・升田かぶ甘酢漬・梅干し
チキンカツ・えのきと豆腐の鍋・升田かぶ浅漬け・サンふじ・Marín Saló Tinto Roble
口細かれい唐揚げ・升田かぶのおろしそば・升田かぶのパンピザ・サンふじ・宝谷かぶ
つるおか食文化市場 FOODEVER・il fri sio (イル・フリージオ)・肉バルYaku禄
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Posted by olive at 20:08│Comments(0)
│山形の在来作物系