イトヨの佃煮・唐揚げ

olive

2013年04月29日 20:05




イトヨは、「降海型」「陸封型」がいるということだが、

庄内馴染みがあったのは、「降海型」である。


かつて、護岸されていなかった田んぼの間の用水路で、

の咲く頃~田に水の引かれる頃に数十匹一束(100匹)を超えて獲れても、

ごく普通の出来事だったが、昭和50年代に急激に個体数減ってしまった。


その原因としては、産卵場所が護岸により奪われたことと、

農薬の使用などによる水の汚染の2つが大きな要因だと思われる。


それにしても、このトゲのある小魚を食べる習慣があるのが新潟庄内らしい。

新潟では唐揚げ焼物で、

好きな人はトゲで口を切って口の周りを血だらけにしてでも食べたという記述もある。

庄内では、やはり唐揚げ佃煮だろう。


唐揚げは割とすんなり、昔の味を再現できたと思うが、問題は佃煮である。

かなり継ぎ足しして、数時間かけて炊いたもののこのトゲ

なかなか思うように柔らかくなってくれない。

「酢」を少し足したら、少し柔らかくなったけど…もうひと押し


柔らかく煮るレシピをご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ伝授お願い致します





今日も、ごっつぉさーん!


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