庄内の
「鮭とば(鮭冬葉)」の歴史は浅いと思われる。
古くは、北海道(アイヌ民族・江戸時代)に遡ることになるが、
広く商品化されたのは、昭和50年代以降のようである。
また、
「寒風干し」と云うのを酒田で見かけるが、「鮭とば」とは歴史がまた違うものだろうし、
調べ始めたらキリがないような気もするし、調べなくては気が済まないような気もする(笑)。
とにもかくにも、鮭を捌いて「鮭とば」をつくる作業をしてみた。
70~80㎝程度の大型の魚を捌くのは、切れのいい出刃包丁と
少しばかり勇気と力、そして技術が必要となる。
干すにあたっては、
「秘伝のタレ」と
「海沿いの寒風」が必要と云うことで、
この部分は外注でおまかせして、σ(^_^)が出来たのは、
「鮭を捌く(
頭と
ハラワタをとる)→とば状に
スライスする」ところまでだった。
2週間ほどで、「鮭とば」が完成。
そのままでは結構固いので、やはり炙って食べるのが断然、美味しい
歴史が浅いようなので、食べ方が分からない方が庄内にいても、
これはこれで、仕方がないこととは思うが、
メールの返事すら自分で出来なかったり、
別の方を通して、人の板にコメントを残したりするのは
大人げない稚拙なことだ…とブログを開くたび、今でもとても残念に思う…。
また、庄内では鮭のことを魚(ウオ)の代表として
「ヨオ」と呼んでいる。
いずれにしても、自分で手間をかけて加工した食べ物には
愛着があり、
いっそう美味しいと感じてしまうのは、σ(^_^)だけではないと思う…。
今日も、ごっつぉーさん!