三春駒・純米吟醸三春駒・福島・三春町・滝桜

olive

2015年04月24日 07:28




今日は、諸事情で弁当を休んだので、何か別の事を書いてみたい。

(上げる日が翌日になってしまった…)


桃・梅・桜3つの春同時に訪れると言われのある「三春町」。

ここにある「滝桜」を初めてみたのは、20代の後半の頃だった。


確か雨の日で桜は散り際、今のように整地されていないその地面はぬかるんで

古ぼけたベンチがあって、天気のせいもあって人も少なかった。







お土産屋もあったのかなかったのか、その位の記憶で、

今の観光地化した「滝桜」は、各地から観光バスが押し寄せ、

高速の出口も渋滞するほどで、人の流れもお祭りの日のようにとめどない。


そんな変化とは裏腹に、20年ほど経ってσ(^_^)が変化したことと云えば、

やはり日本酒が飲めるようになっただけではなく、

その味が少しわかるようになってきたということだ。


年を重ねるにつれて、失うものばかりかと思うとそうでもなくて、

味がわかるようになるだけで、興味広がるし、

その意味するところは、今まで見えていなかったものが、見えるようになるということだ。


まず、昨年車を運転しながら、目に入るようになったのが「三春駒」という看板だ。

これは、何度か同じような道を運転していたにも関わらず、

情報としては目に入ってこなかったことになる。


そして、幾つかその看板を通り過ぎ、どうせ帰りに買えるだろうと高を括っていたが、

かなり小さなエリアでしか販売されていないので、

看板を発見した昨年は買えずに、

1年間「三春駒」への妄想膨らむばかりだった。


ということで、今年の三春町へはこの「三春駒」を買いに行った

といっても言い過ぎではないくらいだが、そのプレッシャー負けることのない味






通販で買おうと思えば、ワンクリックで楽に手に入る時代だが、

往復560kmとその時間、伝統工芸品・郷土玩具としての三春駒やその伝説

そして、何度か通った三春町に思いを馳せながら、杯に酒を注いで味わうのも悪くない。


純米吟醸を開けたが、もう1本純米大吟醸がある。

さて、いつ開けようか?

酒の肴は何にしよう?


佐藤酒造株式会社
福島県田村郡三春町字中町67
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FAX.0247-62-2881







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