川マスのルイベ・アイコと筍のお椀・行者にんにく・地鶏と筍・満月ワインバー・食道ささき
4/15の晩のごっつぉ!
いずれ行かなくてはと思っていた
「満月の日」(満月ワインバー)
システムとしては、
好きなワインの
番号を云うと、
山田ルイ53世チョイ似のお方(笑)が、
テーブルまで注ぎに来てくれて、料理は下のメニューの
満月セットが順番に出てくる
ワインは飲んだものが、分からなくなるとイケないので、
上から順に飲んでいった。
飲み慣れた750mlボトルではなく、
マグナムボトル(1500ml)の
重厚なボトルだ。
ほとんど、旬のおいしいものが勢揃いで、何もいうことはないんだけど、
今回は
「川マス」について、少し書いてみたい
ここで云う「川ます(川鱒)」とは、
庄内地域独特の言い回しで、
「サクラマス」が川に戻り遡上して来たものを云う。
一説によると、最上川の
落野目辺りで獲れたものが
最高級品と云われている。
川に遡上してからすぐのものではなく、
川に馴染んできた頃のモノが最も美味しいと云う。
その距離が河口から程よく離れた
落野目という訳だ。
それに限らず、酒田の人は「川ます(川鱒)」と聞けば、
少々
懐が
寂しくなってまでも、食べたくなる人は少なくないはずだ。
通常、
1切で
1200円程度が相場だろうか。
「川マス(川鱒)」を1本買ったら、
タイヤの4本は買えるのではないか(笑)
食道ささきの大将も、「川マス(川鱒)」
赤字の商品だと話していたが、
ワインや他の食べ物で元は
ガッチリマンデーに違いない
そして、釣りのターゲットとしても、もっとも
釣れない魚の代表格。
5年やっても釣れない人は釣れないし、釣れる人は1日で3本も釣ると云うから
不思議だ。
そもそも、
渓流魚の
ヤマメが川を下り、海に出て身が
オレンジ色になり、
味もヤマメのそれとは
格段に美味しくなるという時点で
ミステリー。
また、オスやメスしか海に出ていかないというのも
俗説だと思う(サクラマスにはオスもメスもいる)し、
比率で昔はメスの方が多かったというが、あまりオス・メスの比率も今では半々に近いような気がする。
食べる方に話を戻すと
「ルイベ」という食べ方は
元々は
「アイヌ独特の食べ方」である。
鮭の保存法として、長期保存できるので昔からあった手法らしいが、
鮭・マスにいる
寄生虫を退治する効果と、それが理由で生では食べない鮭・マスを
生に近い形で
素材の味を味わえる唯一の方法だと思う
ということで、「川マスのルイベ」はその
上質な脂とともに口の中で
ホロリと
とろけたのだった
ちなみに、日本のワインのビンは720mlで、外国の750ml瓶より少し小さいサイズだが、
750ml = 1/5ガロン (ワインの樽は1バレル=60ガロン)
720ml = 約4合
という理由からである
今日も、ごっつぉさーん!
食道ささき
酒田市 本町1-6-6 川辺の館 1F
TEL:0234-26-8106
営業時間 18:00〜21:00(L.O)
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