庄内の在来作物のちぢみ菜と一般のちぢみ菜

olive

2014年04月11日 22:14


ふと、ここに来て「ちぢみ菜」と呼ばれるものが、複数あることに気がついて、

危うくσ(^_^)も間違えてしまうところだったので、整理しておくことに…



庄内の在来作物のちぢみ菜 《鵜渡川原のちぢみ菜と地元で云われている》 

チヂミ菜は茎立ち菜の一種。

だいこんの葉・タンポポの葉のようにギザギザの切れ目が入り、周りが縮れている。

自家採種なので雑種交配を防ぐため、種子用のちぢみ菜は

収穫せずに別の場所に移植し育てられている。

ほのかな甘味が特徴。おひたし、炒め物に適している。





一般のちぢみ菜 《雪菜(ゆきな)・縮み雪菜とも云う》

アブラナ科アブラナ属。

中国から導入された漬菜で、肉厚で濃い緑色の葉が縮れている。

葉は柔軟で甘み強く、煮食、油いため用として美味。おひたしでも。

仙台米沢で主に栽培されているということだが、

あくまで特産ということで、それ以外に栽培している地域も多い。





誤解を招きそうな時は、上を「鵜渡川原のちぢみ菜」もしくは「在来作物のちぢみ菜」と、

下は、「雪菜(ゆきな)のちぢみ菜」もしくは「雪菜」と、

呼ぶことにしよう

というか、区別が必要な人との会話になった時だけど…







関連記事