温海かぶ甘酢漬・温海かぶ・在来作物・一霞・「あつみ」しゃりん
11/11に漬けた
「温海かぶ甘酢漬」。
σ(^_^)の知っている漬け方が
2種類あって、どちらも
甘酢漬けなんだけど、
切って漬ける
「切り漬」とそのまま漬ける
「丸漬け(本漬け)」である。
切って漬けるのは、漬け汁や酢が早く作用するので、
4~5日ほどで食べられるようになる。
早く食べたいためにカットして漬ける訳で、
そのまま漬ける場合は、
2~3週間ほどで食べ頃となる。
また、切って漬けたものより、丸ごと漬けた方が、
長期保存に向くし、個人的には
美味しいと思う。
温海かぶの他にも、庄内周辺には、
在来種のかぶが
20種類ほど存在するが、
焼畑で作られることが多く、いわば
化学肥料を使わない栽培方法で、
これを自分で漬け込むと、化学調味料や保存料などの余計な物が入らず、
美味しい漬物が出来る。
漬物の中でも、手軽に出来る甘酢漬けなので、興味のある方はぜひ試して欲しい。
レシピは、
こちらから
生のかぶは、道の駅あつみしゃりん(上記ページ参照)で1キロ・300円~(相場により変動)入手可、地方発送も可能。
商業品種の野菜
(F1種)と違って、温海かぶなどの在来作物は、今でも生産者が
種を採取し栽培している。
一方、現在流通している野菜のほとんどは、生産者が種を採取せずに種を
種苗会社から買っている。
しかも、その
種は90%以上海外から輸入されているという事実をご存じだろうか?
日本の食料の自給率が40%と云われている現在、種の輸入という現実を勘案したら、
実質はもっと低く30%とも云えるのではないだろうか。
先ほどの荘内日報のリンク先で、
五十嵐源喜さん(生産者)の話が掲載されているが、
σ(^_^)が毎年漬け込んでいるのも、生産者の中でも腕がいいと評判の五十嵐さんのもの。
温海かぶといえば、
一霞地区と云われるほどで、
いわゆるだだちゃ豆は白山地区が有名なのと同じである。
この地区の中でも五十嵐さんは、最高齢で後継者もいないという話である。
いつまで、五十嵐さんの蕪を漬けて食べられるだろうか…。
そんな事に想いをめぐらせながら、漬けた
温海かぶも
食べ頃になり、
食卓に毎回上がってくるのだが、
子供たちの口には合わないのか、
σ(^_^)だけが
毎回食べている。
ややほろ苦く、歯ごたえのある独特の味は、
R-28指定と云ったところだろうか(笑)。
今日も、ごっつぉさーん!
道の駅「あつみ」しゃりん
鶴岡市早田字戸ノ浦606
電話:0235-44-3211
FAX: 0235-44-3212
5月~8月/午前8時~午後6時
9月~4月/午前8時30分~午後5時30分
休み:毎月最終水曜日(7、8月は営業)12月31日・1月1日
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