お好み焼き・塩焼きそば・庄内浜文化伝道師・やまがた在来作物案内人
昨日の晩のごっつぉ!
「お好み焼き」「塩焼きそば」
2/6から、カミさんの
実家の母が来ていた。
8・9日と子供たち2人も加わって、病室に
缶詰めになり、カミさんを4人で
励まし続けた。
しかし、カミさんにつながれた
デジタルの波形と数字は、少しずつその言葉とは
反対の方向へ向かい、カミさんの
呼吸は静かに
とまってしまった。
2010年9月から、突然
その闘いは始まった。
末期がんのステージⅣ。
「
余命は云ってもいいのかな~?
6ヶ月です」と
医師が
告げたその時から。
しばらく、考え込んだり、色々な本を読んだり、ネットを隈なく検索してみたり…。
中には、人の弱みにつけ込んで、高価な健康食品を売る
輩もいるようなのでご注意いただきたい。
少しすると、ひとつだけσ(^_^)の
納得できる答えを見つけることが出来た。
明らかにすること。
それが、自分の力でどうにかできることなのか?
自分の力ではどうにもできないことなのか?
明らかにすることが、その先に向かうためには必要なことだと感じた。
自分の力では、まず
カミさんの病気は直せない。
自分の力でどうにかなりそうなことはと云えば、日々精一杯生きていくこと
なのではないか。
病気に関して、どうしてこうなってしまったのか?
なぜ、σ(^_^)だけがこんな目に合わなくてはいけないのか?
子供だっているのに、まだ、そんな年でもないのに…。
と考え始めたら、
不満だらけの
つまらない生活になってしまわないか。
「知足(足るを知る)」
老子の言葉であるが、
現在の状況に満足すること。
いつか幸せになるのではなく、
今が幸せということで、
努力しない、頑張らない、ということでもあるような気がする。
それでは、出来ることは何か?
3年ほど前、男のσ(^_^)が子供や家のために
不足しているスキルは料理だと、感じた。
洗濯や掃除はその時にやれば何とかなる。
しかし料理だけは、
短期間での上達は難しい。
しかも、今まで
経験もない。
当初、時間は
今の倍~3倍の時間をかけながら、
土日に料理の特訓を少しずつ開始していった。
今は、仕事をしながら、娘と自分の弁当を作ったり、
夕食も娘の力を借りながら、前日に作ったものを補足してもらったり、
カミさんがいなくても、何とか食べたいものが食卓に並ぶようになってきた。
そして、3年後の最終コーナーで、ついでに食に関するものとして、
山形県から
「庄内浜文化伝道師」(2013.12.10)
山形大学農学部から
「やまがた在来作物案内人」(2014.2.7)
の
認定を受けることができた。
今までは、末期がんのカミさんがいるということで、守らなければならない秘密もあったが、
そんなことに気を使う必要もなくなった。
さすがに、カミさんの実家の母が来ていると
写真を撮る暇もないけれど、
10日の晩は、
鶏鍋。翌日は、
ピザ2種。昨日は、
お好み焼き・塩焼きそばをつついて食べた。
久しぶりに、
4人での
食卓となった。
今日も、ごっつぉさーん!
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