お好み焼き・塩焼きそば・庄内浜文化伝道師・やまがた在来作物案内人

olive

2014年02月13日 10:18



昨日の晩のごっつぉ!

「お好み焼き」「塩焼きそば」


2/6から、カミさんの実家の母が来ていた。

8・9日と子供たち2人も加わって、病室に缶詰めになり、カミさんを4人で励まし続けた。

しかし、カミさんにつながれたデジタルの波形と数字は、少しずつその言葉とは

反対の方向
へ向かい、カミさんの呼吸は静かにとまってしまった。


2010年9月から、突然その闘いは始まった。

末期がんのステージⅣ。

余命は云ってもいいのかな~?6ヶ月です」と医師告げたその時から。


しばらく、考え込んだり、色々な本を読んだり、ネットを隈なく検索してみたり…。

中には、人の弱みにつけ込んで、高価な健康食品を売る

輩もいるようなのでご注意いただきたい。


少しすると、ひとつだけσ(^_^)の納得できる答えを見つけることが出来た。

明らかにすること。

それが、自分の力でどうにかできることなのか?

自分の力ではどうにもできないことなのか?


明らかにすることが、その先に向かうためには必要なことだと感じた。


自分の力では、まずカミさんの病気は直せない。

自分の力でどうにかなりそうなことはと云えば、日々精一杯生きていくこと

なのではないか。


病気に関して、どうしてこうなってしまったのか?

なぜ、σ(^_^)だけがこんな目に合わなくてはいけないのか?

子供だっているのに、まだ、そんな年でもないのに…。

と考え始めたら、不満だらけつまらない生活になってしまわないか。


「知足(足るを知る)」

老子の言葉であるが、現在の状況に満足すること。

いつか幸せになるのではなく、今が幸せということで、

努力しない、頑張らない、ということでもあるような気がする。


それでは、出来ることは何か?

3年ほど前、男のσ(^_^)が子供や家のために不足しているスキルは料理だと、感じた。

洗濯や掃除はその時にやれば何とかなる。

しかし料理だけは、短期間での上達は難しい

しかも、今まで経験もない


当初、時間は今の倍~3倍の時間をかけながら、土日に料理の特訓を少しずつ開始していった。


今は、仕事をしながら、娘と自分の弁当を作ったり、

夕食も娘の力を借りながら、前日に作ったものを補足してもらったり、

カミさんがいなくても、何とか食べたいものが食卓に並ぶようになってきた。


そして、3年後の最終コーナーで、ついでに食に関するものとして、

山形県から「庄内浜文化伝道師」(2013.12.10)

山形大学農学部から「やまがた在来作物案内人」(2014.2.7)

認定を受けることができた。


今までは、末期がんのカミさんがいるということで、守らなければならない秘密もあったが、

そんなことに気を使う必要もなくなった。


さすがに、カミさんの実家の母が来ていると写真を撮る暇もないけれど、

10日の晩は、鶏鍋。翌日は、ピザ2種。昨日は、お好み焼き・塩焼きそばをつついて食べた。

久しぶりに、4人での食卓となった。





今日も、ごっつぉさーん!



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