計画停電(3)結局しないということに・ガソリンは毎日不足状態

olive

2011年03月17日 21:03

今朝、7時台に「計画停電はしない」と報道された。


昨日の午前中の「計画停電をする」という報道自体意味があったのか。

いっそ、「この期間に突然ブチンなる可能性があります」と報道した方が、

多くの段取りをせずに、消費も製造もストップして、あきらめもつくと

いうものだ。


一見、何事もなかったかのように動いているようだが、

流通が、今すべてギリギリで動いている認識は、多くの消費者にはない。


停電の情報は東京では「二転三転」しているという。

あるといっても、ない日があったり。

今日もまたないのかな~と思ってたら、突然あったり。


東北地方よりも、関東の方が「情報に振り回されている」状況にある。


関東の電力をまかなっている原発も福島に置いておいている責任は、

どこにあるのだろう。

報道で、関東の方が関西に原発の放射能漏れを危惧して、

移動しているという話も耳にした。


今現在の課題は他にもある。

生産は出来ても、運ぶためのガソリンが不足しているという問題だ。

毎日毎日、開いているガソリンスタンドには長蛇の列。

数時間並んでも、1000円分か2000円分というのが現実。

並んでいたのに買えない人も多数いる・・・。


すべての見通しが立たないまま、時間だけが過ぎていく・・・。

被災地の状況に比べれば、恵まれているといえばそれまでだし、

被災地を優先して欲しいことは、誰も異論はないだろう。


しかし、多くの人が「ジリ貧」になっていく気配を感じているため、

「買いだめ」や「長蛇の列」が毎日出来るのだ。

しかも、このような状況はかなり長期化しそうな感じである。


被災地で避難している方々には、一刻も早く通常の生活に戻れるよう

自衛隊や自治体、政府、ボランティアの方々の対応を願っている。







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